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  ガン予防14か条  ●


毎日の積重ね=生活習慣は病気と密接な関係があります。
出来ることから始めましょう!!
明日の自分のために



目次
● ガン予防14か条
● デザイナーフーズについて
● ガン予防の食事のヒント   


●●●  ガン予防14か条  ●●●


1993年、世界ガン研究基金と世界ガン研究財団が主宰して、ガン予防法を探る国際プロジェクトが発足しました。
1997年にまとめられた「食品・栄養とガンの予防:世界的見地から」の中でガンの予防法について、その要旨が14か条にまとめられています。


●ガン予防14か条●

第1条 植物性食品を中心にした食事 野菜・果物・豆類の種類を多くとる。
第2条 肥満を避ける やせすぎ、太りすぎに気をつけ、成人になってからの体重増加を5キロ以内に抑える。
第3条 運動の維持 1日1時間の速歩きと1週間に1時間以上の活発な運動
第4条 野菜・果物を1日400〜800g
     摂る
できれば5皿以上の種類で野菜、果物を食べる
第5条 穀類・芋類・豆類を
     1日600〜800g摂る
穀類などの主食を食べるときは、なるべく精製度の低い食品(玄米など)を選ぶ
第6条 お酒は適量に どうしても飲む場合は1日に日本酒で1合以下
第7条 牛肉・豚肉の量は1日
     80g以下
できれば牛や豚など赤身の肉類ではなく、魚肉、鶏肉を選ぶ
第8条 脂肪は控える 動物性脂肪の多い食べ物は避ける。
植物油を控えめに使って代用する。
第9条 塩分は1日6g以下 塩分の多い食品を避け、調味料に香辛料やハーブ・酢などを使うようにする。
第10条 カビ毒に注意 ピーナッツなどに発生するカビは危険。
第11条 食品は腐らないように
      冷蔵庫に貯蔵
腐敗によって発生する有害物が危険。
第12条 食品添加物・残留農薬
      注意
日本はあまり心配いらない。
第13条 焦げた部分は食べない
直火で焼きすぎた肉や魚、燻製などはたまに食べる程度にする
第14条 栄養補助食品に頼り
      過ぎない

以上の項目を守った食生活ならば、栄養補助食品にたよらなくてよい。
番外  タバコは吸わない
 デザイナーフーズへ
 食事のヒントへ


●野菜が重要な訳●

「健康のために野菜をたくさん食べましょう」 子供の頃から何度も聞かされた言葉だと思います。
ガン予防のトップを飾っているのも「野菜」です。

人間は呼吸で取り入れた酸素を利用して、食物から得た栄養素を燃やし、エネルギーを作り出していますが、その過程で酸素のごく一部が「活性酸素」という攻撃性の強い酸素に変化します。

この活性酸素は普通、白血球が異物を攻撃するときの武器になって、体内に侵入してきた病原菌やウイルスを退治したり、ホルモン合成に関与するなどの働きをしています。そして、役目を終えると体内の酵素(SOD)などによって分解されて無毒になり、酸素と水に戻ります。

ところが、環境汚染や紫外線・ウイルス・タバコ・ストレスなどの影響を受けて大量の活性酸素が発生すると、SODなどの酵素では分解しきれなくなり、細胞内のDNAを傷つけてしまい「ガン」の原因になってしまいます。

しかし、私たちの身体には修復遺伝子があり、傷ついたDNAを元通りに修復しようと働きます。
この修復作業のときにDNAのクズが尿に混じって排泄されます。

野菜をたくさん食べると、DNAクズが少なくなることが分かっています。
野菜がDNAのミスコピーを未然に防いでくれる訳です。
             

●運動の維持が重要な訳●

ガンの原因のひとつに活性酸素が関わっていますが、運動を毎日続けることで「体内のSOD酵素の量を増やす」ことができます。

運動により活性酸素は発生しますが、適度な運動を毎日続けることにより、活性酸素の発生は少なくなり、SOD酵素の量が増え、活性酸素を分解しますのでDNAのクズの量が減ります。



●肉・脂肪・塩分の摂りすぎが大敵な訳●

肉を食べると腸内細菌の影響で「ニトロソアミン」が発生し、脂肪を摂ると「二次胆汁酸」ができます。 これが主犯と共犯になって大腸ガンを発生させます。
肉や魚のタンパク質が焦げると「ヘテロサイクリックアミン」が発生します。これが胃ガンの主犯となって、塩分のとりすぎにより胃の粘膜が傷つくと主犯の発ガン物質が侵入しやすくなります。
肉や魚が焦げた時に発生する発ガン物質「ヘテロサイクリックアミン」は野菜を同時に食べるとその働きが抑制されることがわかっています。
 

●●●  デザイナーフーズピラミッドについて  ●●●

デザイナーフーズとは、「天然の植物中に存在するがん抑制作用のある成分を主体にして、がんを予防する効果が発揮できるようにデザインされた食品」のことです。
発がんの機構はまだ完全には解明されていませんが、近年の疫学調査の結果から、がんの原因の1/3以上は食生活に由来すると考えられるようになってきました。ところが、その一方では、日常食べている野菜や果物などの植物性食品に、がんを予防する効果のある物質が含まれていることも明らかになってきたのです。

「食物とがん」に関する研究は1980年代以降急速に進んできました。1990年に米国の国立がん研究所でも「デザイナーフーズ・プログラム」という5年計画のプロジェクトを発足させました。これは、植物性食品に含まれているどんな成分にがん予防効果があるのかを確認し、その有効成分を複合させたり、強化するなどして、がん予防に効果的なデザイナーフーズを開発しようという計画です。
デザイナーフーズプログラムでは、過去約10年間にがん予防効果を示唆する報告が得られている約40種類の食品が、効果の高いといわれるものを頂点としてピラミッドで示されています(図参照)。

しかし、この位置付けは疫学調査によるものなので、有効成分やがん予防効果についての研究が進めば変更されることもありえます。また、このピラミッドに取り上げられていなくても、がん予防効果が期待されている食品もあります。これらの有効成分の多くは抗酸化作用を持ち、活性酸素などによるDNA(遺伝子)の損傷を防いでがんを抑制することが明らかになっています。
 デザイナーフーズは、中国などで昔からいわれている医食同源や、日本が先鞭をつけた機能性食品の考え方とも重なりますが、最近はがん予防だけでなく、健康増進、疾病予防なども含めたもう少し広い範囲での研究が進められています。

  解毒作用が強いもの

カイワレ・かぶ
大根・にら
わさび
抗酸化作用が強いもの

海藻類(こんぶ・わかめ・ひじき)

ゴマ・セリ・パセリ
豆類(あずき・黒豆・金時豆等)
サツマイモ・かぼちゃ・シソ
ほうれん草


●●●  ガン予防の食事のヒント  ●●●

● 解毒作用・抗酸化作用●

遺伝子を傷つけ、ガンを生み出す要因には主に2種類あります。
ひとつは食べ合わせなどでできる「ニトロソアミン」やタバコに含まれる「ベンツピレン」などのの発ガン物質。
ひとつは活性酸素です。 野菜には、この2種類の遺伝子を傷つける物質の働きを封じ込め、発ガン物質を抑える働きがあります。
野菜の抗酸化物質には、ビタミンC、E、βーカロチンに代表されるカロチノイド、赤ワインに含まれるポリフェノールなどがあります。
野菜成分の中には、もともと体に備わっている解毒作用をパワーアップさせ、ガンを抑制する働きをするものもあります。
発ガン物質を直接解毒するのではなく、細胞に働きかけ、細胞は解毒するための酵素をつくり始めます。この酵素が発ガン物質を解毒し、無害なものにして体外に排泄させます。 ニンニク・ブロッコリーなどがあります。


● 生と加熱の予防効果は? ●

野菜の抗酸化作用は加熱によってどう変化するかを調べた結果、生よりもゆでたもの、それより電子レンジ加熱のものが抗酸化力がアップすることがわかりました。
生よりゆでた方が抗酸化作用が強いのは、野菜の細胞膜や細胞壁が熱を加えることで壊され、抗酸化物質が出やすくなり、体内に取り込みやすくなるからです。
そして、ゆでた場合には煮汁の中に成分が出てしまいますが、電子レンジならそれが閉じ込められるので、よりいっそう効果的です。


● ニンニクのガン予防効果 ●

デザイナーフーズ・ピラミッドの最上位に位置するニンニクが、ガンを予防するメカニズムについてはいくつかの説がありますが、有力なのは次の2つです。

1.ニンニクは強い抗酸化作用があるため、ガンを誘発する活性酸素を除去します。加熱調理の過程で発生する「アホエン」などの物質が優れた抗酸化作用を持ち、ガンや動脈硬化の予防に役立つと言われます。
2.殺菌作用が強いため、胃ガンを誘発するピロリ菌を除去します。
(ただし、これらのメカニズムは実験から導かれたもので人体で確認されたわけではありません。)

ニンニク特有の刺激的な臭いのもとになっている揮発性のイオウ化合物
「スルフィド類」「アリシン」「S−アリルシスティン」などの抗酸化作用は広く認められています。
ニンニクは、古代から滋養強壮・疲労回復に効果がある食品として知られ、積極的に食べるといいですが、食べなれない人が一度にたくさん食べると胃の粘膜を荒らしたり、胃炎を起こすことがあるので、目安として1日に生なら1かけ、加熱したものなら2〜3かけまでが適当です。

スルフィド類(アリルスルフィド類)の生成量が多くなる調理法

スルフィド類は生のにんにく中にはありません。生にんにくの細胞中ににあるアリインという成分が、細胞が破壊されることで酵素(アリイナーゼ)と反応し、アリシンが作られます。さらに、このアリシンを以下の方法で調理することでスルフィド類が作られます。

  1. 切ったり、すりつぶすなどしたニンニクを加熱する。スルフィド類は揮発性が高く、油に溶けやすいという性質があるので、油と一緒に調理することがポイント。そして低温の方が、油に成分が溶け込みやすい。低温とは100℃前後です。
  2. 切ったり、すりつぶすしてから時間を置いても、アリシンがスルフィド類に変化します。アリシンの半減する(つまり半分がスルフィド類に変化する)時間は、常温で2.4日、油中で2〜48時間。加熱油中では数秒〜数分。
  3. 醤油やアルコールなどに漬け込む。

アホエンの生成量が多くなる調理法

アホエンはスルフィド類以上に抗酸化作用が強い物質として最近注目されています。切る、すりおろしたにんにくを油中で低温で加熱した場合にのみ生成されます。

S-アリルシステインの生成量が多くなる調理法

脂溶性のスルフィド類、アホエンに対して、S−アリルシステインは水溶性の成分です。長時間アルコール類に漬け込むことによって生成されます。醤油漬けや酢漬けの場合は、あまり生成量は多くありません。

● ショウガのガン予防効果 ●

ショウガもニンニクと並んでデザイナーフーズ・ピラミッドの上位に位置する食べ物で、古くから健康に役立つ作用が知られています。
ガン予防効果としては抗酸化作用・解毒作用の両方を併せ持っています。
ショウガはいろいろな料理に使える便利な香辛料ですが、すぐに乾燥しやすいのが難点で、冷蔵庫に入れると「低温障害」を起こし、水分を失いやすくなります。
湿らせた新聞紙に包み湿度管理をし、15度前後の室温保存がベストです。すりおろして冷凍保存でもタンパク質分解酵素の活力は失われないので有効です。

● キャベツのガン予防効果 ●

キャベツは野菜の中でもビタミンCの多い食品として知られていますが、βーカロチン、食物繊維などを多く含む淡色野菜の代表格です。整腸作用の高いビタミンUも豊富に含まれていて、総合的にガン予防効果が高いと考えられます。

ビタミンCは特に外側の葉の部分に多く含まれます。
キャベツは水にさらすとしゃきっとしておいしくなりますが、ビタミンCは水溶性のため5分間で1割ほど栄養素が抜けてしまいます。さらしすぎは禁物です。

 トマトのガン予防効果 ●

トマトの赤い成分のもと「リコピン」は酸化されやすい性質があるため、細胞が活性酸素に攻撃されるとき、リコピンが先に攻撃を受け、身代わりになってくれます。
リコピンは加熱調理したときのほうが体内に吸収されやすくなります。加熱により、トマトの細胞壁が壊れること、リコピンが油に溶けやすいことによると思われます。


 ヨーグルトのガン予防効果 ●

ヨーグルトといえば整腸効果が高いことで知られています。
腸内に入ったヨーグルトの乳酸は、一部は腸に吸収されますが、残った乳酸は腸内を酸性に傾け、善玉菌(ビフィズス菌など)を住みやすく、悪玉菌(ウエルシュ菌など)が住みにくい環境にします。

そのときに活躍するのがヨーグルトに含まれる乳糖で、これが善玉菌のエサになって善玉菌が増えるのを助け、その時に乳酸が生まれ、腸内が善玉菌に都合のよい酸性に傾きます。
そして、乳酸菌の死骸は腸に吸収されずに食物繊維と同じような働きをして便の量を増やし、便通をよくします。

加熱調理しても乳酸菌は死んでしまいますが、乳酸・乳糖などは残るため、効果は低下しません。

また、ヨーグルトには肉を柔らかくする作用があります。
2時間、ヨーグルトに漬け込んで焼いたタンドリーチキンを顕微鏡で見たところ、筋繊維をつなぐ膜が乳酸によって溶かされて隙間ができ、柔らかくなって、隙間に肉汁をためこんだためジューシーになったことがわかりました。

ニンニクにヨーグルトを入れて臭いを測ったところ、臭いを26%減らすこともわかりました。

味噌 5 に対し、ヨーグルト 1の割合で加えた味噌汁が、旨み成分が1.2倍に増えておいしさが増すこともわかりました。
これは是非試して続けたいですね!
                                                            ビフィズス&乳酸菌
 海草のガン予防効果 ●

海藻類は抗酸化作用があり、長寿の食べ物として知られています。
海藻類のヌルヌルの正体は、水溶性食物繊維のフコイダンとタンパク質がつながったものです。
                                                            フコイダンへ




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