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皮膚の役割
1.体の保護
2.体温調節
3.水分蒸発の調節
4.感覚(触感)を感じる
5.皮膚自身の再生 |
表皮の一番上、わずか0.02mmの「角質層」が体から水分の蒸発を防ぎ、外界からのバリアとなって内部を守るほか、角質層自体も保湿機能を持っています。
また、肌を覆い水分の蒸発を防いでいるのが「皮脂膜」
角質細胞内に点在し、水分を保つ「NMF(天然保湿因子)」、細胞同士をつなぎながら自らも水分を貯えている「セラミド(細胞間脂質」の3つがバランスよく存在していないと、角質層はその力を発揮できません。
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●20歳をピークに肌は乾燥がちになってきます。これは角質の潤いを保つ天然の保湿成分が、年齢とともに減少していくのが主な原因です。
乾燥にさらさられると、角質層の表面が乾いてはがれやすくなり、隙間が生じていきます。この隙間を通して、表皮の水分が蒸発してゆくのです。その結果、水分を失った表皮はさらに薄く硬くなり、小じわになっていきます。
●NMF=角質層に存在する肌が本来持っている天然の保湿成分。主にアミノ酸や尿素などで構成されています。これらが角質細胞全体を潤わせて、しっとりした肌にしています。
●セラミド=角質細胞が120層も積み重なり、その間をセラミドを主体としたコレステロール、脂肪酸などの脂質分子と水分子が層状に並んだ多重層構造で保水しています。(ラメラ構造)
この2つの場所の水分が乾燥により奪われると、細胞はしだいにしぼんでいき、ケラチン繊維が凝集した状態になります。すると角質の弾力が失われるうえ、古い角質が残り、厚くガサガサになって細かい亀裂ができます。これが小ジワや目の周りのちりめんジワになります。
●皮脂膜= 私たちの汗などの水分と皮脂が、アミノ酸などで乳化され弱酸性の皮脂膜を作り、皮膚が乾燥しないように肌を覆ってフタをしています。これが「天然のクリーム」です。
しかし20歳を過ぎると女性ホルモンの影響で皮膚の皮脂腺の分泌量が大幅に減少しはじめ、この天然のクリームが作られなくなり皮膚が乾燥しやすくなます。
また、繊維芽細胞は絶えずコラーゲンやエラスチンを補給して皮膚にはりや弾力をもたらしていますが、皮膚が乾燥すると線維芽細胞の活動が鈍くなります。繊維芽細胞の活動が鈍くなるとエラスチンやコラーゲンの産生が減少しますので皮膚の老化の原因となる、たるみやシワが助長されます。
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