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  サプリメントの選び方  ●

「健康」は誰かから授かるものではありません。
自分で掴み取って下さい。


目次
●サプリメントの基礎知識
●サプリメントと薬
●薬との併用・副作用
●サプリメントラベルの賢い読み方
●「なんとなく健康」より「最適な健康」を目指して    

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● サプリメントの基礎知識 ●

サプリメントとは、食事を補うもの、栄養補助食品です。大きく分けると次の2つになります。

@ 日常的に摂るべきもの(食品で摂れるもの)
     −ビタミン・ミネラル・糖類・脂肪・アミノ酸・食物繊維乳酸菌・フラボノイド
      ポリフェノール・カロチノイド等   

A 状況に応じて摂るべきもの(日常の食品として口にしないもの)
     −ハーブ類


毎日の食事で、毎日の活動に必要なものが摂れていれば不要です。
炭水化物・脂肪・タンパク質といった
多量栄養素に対し、ビタミン・ミネラルを微量栄養素と言いますが、この微量栄養素が不足すると、多量栄養素はエネルギーにも体をつくる材料にもなりません。微量でも重要な栄養素ですが、現代の食生活では不足している人がとても多いのが現状です。

それに加え、汚染物質・化学物質・電磁波・ストレス・・・不自然な環境の中で不自然な活動をしているのが現代人の生活です。

本来、充分ミネラル管理された土壌からとれる、力のある作物を摂ることが望ましいのですが、実際には、農薬や化学肥料を使った土壌から、熟す前に収穫された作物には、充分な栄養素が含まれているとは言い難く、輸送中・お店に陳列中・調理の仕方によっても栄養素は失われていきます。


毎日の食事の積み重ねによって、体はつくられます。

足りない栄養素はサプリメントで補うことも必要です。
 



● サプリメントと薬 ●

サプリメントとは、基本的には栄養素ですから、食べ物から摂れるものです。
栄養素は、人間の体にもともと存在し、使われている物質です。

これに対し、薬は通常は人間の体に存在しない物質です。ビタミンが不足すれば、脚気などの欠乏症になりますが、解熱・鎮痛剤が不足しているからといって熱が出たり頭痛がしたりはしません。

薬は、もともと存在している体のシステムに入り込んで邪魔をするなどして、例えば熱を下げるなどの効果を現します。

これに対し
栄養素は、滞っていたシステムを円滑に動かすものです。


● 薬との併用・副作用 ●

サプリメントと薬を併用する場合、充分に注意してください。
なんらかの治療のため、薬を服用中の方は担当医師にご相談の上、併用することをおすすめします。
例えば、風邪薬や利尿効果のある漢方薬などは、ビタミンやミネラルを体外に排出しやすくするので、むしろビタミン・ミネラルの需要量が増えます。
※ コレステロールを下げる薬「メバロチン」の副作用に、横紋筋の融解による筋肉痛や脱力などがありますが、ナイアシン(ニコチン酸・ビタミンB3)によってこの副作用が強く出る可能性があります。

※ ビタミンCには、血液中の糖の処理能力を高める働きがあり、この働きがインスリンの必要量を節約してくれます。糖尿病で毎日決まった時間に決まった量のインスリンを注射している人が、ビタミンCを摂った上でいつもと同じ量の注射をすると、量が多すぎ、場合によっては低血糖を起こすこともありえます。

ビタミン・ミネラル類には、副作用というより過剰症があります。
特に、脂溶性ビタミン(ビタミンA、D,E,K)とミネラルは、体内に蓄積されやすいので注意が必要です。
1日の摂取基準量内で摂るようにしましょう。


● サプリメントラベルの賢い読み方 ●

サプリメントは、日本では食品の分類に入るため、ラベルには成分表示欄と原材料名欄とがあります。
◆成分表示欄
  熱量(カロリー)・タンパク質・脂質・糖質・ナトリウムが必須項目です。
  その次にその他の項目が続き、栄養素がどれくらい含まれるか知ることができますが、合成か天然かはここではわかりません。

◆原材料名欄
  原材料名欄は、添加物も含めて、使われた原材料が多い順に記載されています。
  ここにビタミンCなどそのものの名前があれば、それは精製された栄養素ですが、合成か天然かまではわかりません。
  ニンジンカロチン・抽出カロチンなどと書かれていれば、食べ物から抽出された栄養素です。
  食べ物自体が使われている場合は、ニンジン・アセロラ等の表示になります。

  添加物も原材料名欄にありますが、香料・乳化剤・光沢剤などは「一括名表示」といって、何のために使った
  ということ以外は示さなくていいことになっているからです。
  もちろん何を使ったか、物質名を表示してある良心的なメーカーもあります。
  また、栄養強化剤として使われたビタミン類・ミネラル類・アミノ酸・核酸類は表示を省略できますが、最近の
  傾向として、ビタミン・ミネラルのイメージがいいため、省略せずに書かれることが多いようです。

◆添加物について
※錠剤※
     結合剤  粉末状の材料に粘り気を持たせ、粒にまとめる役割をします。
            
セルロース・レシチン・ソルビトール など
     滑剤    粒を滑らかにし、くっつかないようにします。
            
脂肪酸・炭酸マグネシウム・二酸化ケイ素  など
     光沢剤   表面がザラザラしていると飲みにくいので滑らかにし、表面をコーティングすることで
            湿気や酸化から守ります。  
            
植物・昆虫からとれる天然樹脂、マイクロクリスタリンワックス・パラフィンワックスなど
    
 以上の3つが錠剤にするために、最低必要な添加物です。
 この他の甘味料・香料・着色料は、味や見た目が目的で使われるため、噛んで食べるチュアブルタイプに使われることが多いようです。
 余計な添加物を取りたくない方は、飲み込むタイプを選ぶようにするとよいでしょう。

※カプセル※
 現在、日本で認められているサプリメント用のカプセル原料は、
ゼラチンのみです。
 アメリカでは、
植物繊維のセルロースから作られたカプセルも認められていますが、日本では医薬品のカプセルにのみ認められています。

※粉末※
 サラサラにするために、滑剤が使われることがあります。
 錠剤に比べて、空気に触れる面積が大きいのでカビの繁殖を防ぐため、保存料を使うことがあります。

◆天然と自然の違い
 天然と合成では、効力はやはり天然の方が高いといえます。
 天然でも、天然からの抽出か、天然素材そのままの濃縮かの違いもあり、精製すればするほど栄養素単品に近い形になります。
 精製度の低いエキスの方が、もともとの天然物に含まれていた他の成分も抽出されるという利点があります。

◆「天然=安全」ではありません
 コーンやじゃがいもからつくったビタミンCは原料が天然でも、その原料から化学合成してつくったものは、当然天然ではありません。
 天然でも毒はあります。 熟す前の青いトマトには抗菌物質のトマチンが大量に含まれています。また、漢方薬にも使われる附子は、
 トリカブトから作られています。

◆摂り方について
 日本のサプリメントには、いつ飲んだらいいのかを表示してはいけないことになっていますが、基本的に精製されたものは食事と
 一緒に(食事中、もしくは食直前または食直後)摂った方が吸収がよくなります。
 無精製のものは、食べ物そのものですから、基本的にいつ摂ってもいいのですが、習慣づけの意味では食事と一緒にとる方がいいでしょう。


● 「なんとなく健康」より「最適な健康」を目指して ●

毎年健康診断を受けても特に異常はなく元気なんだけど、「疲れが抜けない」、「たまの休みは1日中ゴロゴロ過ごしたい」
「検査してもらっても何も悪いところはない」、「40歳をすぎて更年期障害の話題でもちきりになる」、「肩こり、関節痛はしょっちゅう」、「過激なダイエットで生理不順」、「アトピーも喘息も花粉症も珍しくない」「感情が不安定で、突然キレる」

こんな状態のときでも、自分を健康だと思って過ごしている方がほとんどだと思います。なぜなら周りの人達も同じようだし、とりあえず入院するような病気ではないからです。これが「なんとなく健康」な状態です。

気力・知力・体力には栄養が関係しています。すべての基本は体であり、その体を養っているのは栄養です。
運動やストレス・リダクション(緩和法)など精神的なケアももちろんですが、最適なサプリメントを「最適な健康」づくりのサポート役として上手に選んで活用してください。

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